御祭神・由来
御祭神 | 坂上田村麻呂 さかのうえのたむらまろ |
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御神徳 | 厄除 |
由来 | 田村神社は近江国(滋賀県)と伊勢国(三重県)の国境にあり、古来には都より伊勢へと参宮する交通の要衝でした。 |
主な祭典・行事 |
【田村まつり(2月17日~19日)】
この祭儀の起源は古く、弘仁3(812)年正月、 あらゆる農作物が実らず、疫病が流行して世の中の人々が苦しみ、 嵯峨天皇は坂上田村麻呂の霊験を以って災厄を祓うよう「厄除大祭」を斎行するよう勅令を出しました。 そして三日三晩にわたる大祈祷が執り行われ、災い事は見事に治まったと伝えられています。 以来、毎年2月17日・18日・19日の3日間「厄除大祭」として、 近県より多くの人々が境内に溢れる程参拝され賑わいます。 【万灯祭(7月25日~27日)】 御祭神坂上田村麻呂の御霊をお慰めし、ご功績を顕彰する祭りとして創始された夏祭りです。 境内には、氏子・崇敬者から献灯された約壱万灯の提灯が飾られ、 昼は自然の緑と空の青に提灯の白が映え、夜は灯りで幻想的な雰囲気に包まれます。 ■7月25日 ・子ども万灯山車奉納 神社周辺の4地区から出発し、氏子の子ども達によって曳かれた山車(だし)が町内を練り歩き、 21時ごろ境内に曳き入れられて御神前に奉納されます。 ■7月26日 ・大忌祭・万人講社大祭 屋台やイベントがあり、県内や近県からも参拝され大いに賑わう一日です。 ■7月27日 ・献灯者安全祈願祭 17時から、献灯された方々の芳名簿を御神前に奉納し、その方々の安全と繁栄を祈願されます。 |
御朱印 |
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その他 |
【矢竹】
坂上田村麻呂が鈴鹿峠の悪鬼(山賊)を退治し、 「今や悪鬼もなし、之より此の矢の功徳を以って万民の災いを除かん。 此の矢の落ちたる地を吾が宮居として斎き祀れ。」と矢を放ちました。 その矢は地面に落ち、そこから青々とした竹が芽を出し、現存の矢竹となりました。 こうして現在の地に坂上田村麻呂を祀る田村神社が建立され、 本殿の前に生えている竹が矢竹です。 また、田村大神の御心として、ご祈祷のおさがりには竹で奉製した神矢が授与されています。 |
上記内容は掲載時のものです。詳しくは神社へお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先
住所 | 滋賀県甲賀市土山町北土山469 |
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電話 | 0748-66-0018 |
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