御祭神・由来
御祭神 | 油日大神 あぶらひのおおかみ |
---|---|
御神徳 | 諸願成就 |
由来 | 油日神社は南鈴鹿の霊峰油日岳の麓に鎮座する古社で、 |
主な祭典・行事 | 【油日まつり(5月1日)】 【大宮ごもり(9月13日)】 |
御朱印 |
|
その他 |
【油の神様】
日大神の名は古事記・日本書紀には無く、また油日の名も国内には見当たらず。 ただこの地においてのみ千年以上前から油日大神の信仰がささげられて来ました。 毎年9月13日夜には秋の火祭り「大宮ごもり」が行われ、 徹夜万灯を捧げて油の火の恵みに感謝されています。
【生きた鳩の彫刻伝説】
永禄九年(1566年)、湖東地方甲良村の名工として知られた宮大工によって 油日神社の楼門が建てられました。 お披露目のためにお参りする人たちで賑わうその時、 「何か音がするぞ」という声と共に楼門の方に視線が集まると、 一羽の鳩が門の屋上高く舞い上がり、西にある大杉を越えて飛んで行きました。 集まった人たちは楼門の北に面した蟇股の中にあるはずの鳩の彫刻が無くなっている事に気づきました。 先ほどの鳩は本物の鳩になって飛んで行ったのではないかと大勢で鳩の行方を捜しました。 しばらくして「見つけたぞ」という声がすると、 鎮守の森の西側にある豆畑の中で一羽の鳩が豆をついばんでいたのです。 何人かが足音を忍ばせて近づいてみると、その鳩は新しい木の香りがする彫刻でした。 いくら名工の作とはいえ、なんという不思議な事だと黙ってしまいました。 ようやく鳩が動かなくなったので元の蟇股に収めました。 ところが、それから毎日畑の豆が食べられていました。 これはきっとあの蟇股の鳩の仕業に違いないという噂が立ちました。 やがて誰の仕業なのか、蟇股の鳩の片方の羽がもぎ取られてしまいました。 その後、豆畑は荒らされずに済んだそうです。 【ロケ地で思いを馳せる】 |
上記内容は掲載時のものです。詳しくは神社へお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先
住所 | 滋賀県甲賀市甲賀町油日1042 |
---|---|
電話 | 0748-88-2106 |
ホームページ | https://www.aburahijinjya.jp/ |